Faq

お客様からよくいただく質問にお答えします。

  • Q浄化槽の耐久年数は?

    A
    環境省の「生活排水処理施設整備計画策定マニュアル」によると、浄化槽本体は設置後30年を経過しても使用に耐えることを結論付けています。しかし、浄化槽の埋設場所や状況、地震等によっては亀裂や破損等が発生する場合もあります。そういった場合には修理や埋め替えが必要となります。
  • Q災害時の対応はどうしたらいいの?

    A
    地震や水害等の災害時の対応については環境省が「災害時の浄化槽被害等対策マニュアル」を掲載しておりますので、詳しくは環境省浄化槽サイトをご覧ください。
  • Q洗剤の使用方法・使用量は?

    A
    浄化槽は微生物の働きを利用しており、カビ取り剤や漂白剤、塩素系洗剤等の殺菌力が強いものを使うと槽内の微生物を殺してしまい、汚水を十分に処理できなくなる可能性がありますので、洗剤を選ぶ時は注意書きをよく読み、浄化槽に適応している洗剤をご購入ください。もし、殺菌力の強いものを使用する場合は、多めの水で洗い流すようにお願い致します。また、使用量につきましては、適正量をお使いください。多量に使用する場合も水質悪化の原因となりますのでご注意ください。
  • Q入浴剤は使用してもよい?

    A
    入浴剤については市販されているものを多量に使用しない限り問題はありませんが、硫黄化合物など温泉の成分が含まれているものは水質悪化の原因になりますので使用はお控えください。
  • Qトイレにはトイレットペーパー以外のものを流してもよい?

    A
    トイレにはティッシュペーパーや衛生用品、たばこの吸い殻等は絶対に流さないでください。これらは水に溶けずつまりの原因になり、処理機能にも悪影響をあたえます。また、イヌやネコといったペットの排泄物は処理機能に悪影響を与え、悪臭の原因にもなりますのでトイレに流さず、燃えるゴミとして処分してください。
  • Q油はそのまま流してもよい?

    A
    台所から油や調理くずをそのまま流してしまうと配管のつまりや、悪臭の原因となります。鍋やフライパンに残った油は洗う前にキッチンペーパー等で拭きとっていただき、調理くずは目の細かいネットで回収できるようにするなど、できるだけ流さない工夫をお願い致します。
  • Q旅行に行くので送風機の電源を切ってもいいですか?

    A
    浄化槽が正常に機能するために欠かせない電気設備(送風機・放流ポンプ)の電源を切らないでください。浄化槽は微生物の働きで汚水を浄化し、水をきれいにしています。そのため、電源を切ってしまうと微生物に酸素が送られず、水質が悪化してしまいます。